尾中 謙司
最近、元気なシニアの方たちとお会いする機会が多くなりました。
豊富な経験や知識を基にした話で、とても有益です。そんな中で、とてもコミュニケーションが上手な方とそうでない方がいます。
どちらのタイプの方も、相手に何かを伝えたい、役に立ちたいという想いがあるにもかかわらず、
後者の方は周りから煙たがられます。
私見ですが、そういう方は、自己顕示欲が強く、相手に自分の価値観を押し付け、物事の見方がステレオタイプ、
などの特徴があるように感じています。そのような点から、世代間で良好な関係を築くことをテーマに発表しました。
- 「最近の若い者は…」
「最近の若い者は…」というのはソクラテスやプラトンの頃から言われ続けているフレーズのようです。
ですからこれを是正することは難しいかもしれませんが、団塊世代の学生時代や生活目標などを、
過去の調査・統計を使って紹介しました。
例えば、離職状況についてみると、団塊世代の高卒者(今の大卒者に相当すると仮定)の3割以上が3年以内に会社を辞めています。
今の社会人はすぐ会社を辞めるとか言われていますが、団塊世代の頃と変わっていないようです。
当時との違いを挙げると、団塊世代が若かった頃の上司は、残った7割の人を育てることに注力しましたが、
今の若い社会人の上司は、「3割の人は辞めるのだから…」ということで、3割の方に注意が行き過ぎ、
育てることが疎かになっていることではないかと思います。
自分のことや世代を振り返れば、「最近の若い者は…」と言うのが減るのではないでしょうか。
最近、私の周りでは「最近の年寄りは…」というフレーズを聞くようになってきました。
- 中高年期の特徴
中高年の特徴として、頑固になる、価値観に固執する、自己中心的になる、疑い深くなる、嫉妬心が強い、
融通が利かなくなる、適応性が乏しい、保守的、愚痴っぽい、出しゃばる、内向的、心気性(健康や病気に過度にとらわれること)が増す、
などがあります。これは心理学の本などに書かれていた中高年の特徴を抜き出したものですが、どれも証明されているものではありません。
自分の中で「年なのだから仕方ない」と自分を抑えずに開き直ることで、先のような特徴が出てくると考えられます。
つまり、自分で自分の性格を形成しています。人はどのような性格にも変われるのです。どのように変わるかは自分次第です。
上記の他にもワークをしたり、夫婦関係や男性の社交性などについて話をさせていただきました。
私たちは、シニアの方たちから色々なことを教わりたい、学びたいと思っています。そのためにも、
自分も相手も大切にしたコミュニケーションをしていただければと思います。
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