「新春のつどい」は、2月7日(土)午後1時30分から神楽坂の理科大、理窓会館で開催され、会場は満席の盛況でした。
小野寺事務局長の司会で、高原会長、羽賀会長代行の挨拶の後、謎の浮世絵師と言われる松浦孝次氏の「相撲と浮世絵師・・・・・?」の
講演が行われました。
- 先生の多彩な経歴の紹介があり、30年前に商社から独立して商売を始めたが、時間があるので、絵を画いたり色々な趣味をやってきた。
人生は脇道にそれて何かを見つけて本道に戻るという、一見無駄なようだが無駄もまた必要。
年をとると気が短くなるので、「短気高齢者」になった。
- 大阪生まれだが、戦争中金沢に疎開し、戦後杉並に住んだ関係で、家の近くに花籠部屋があり、お相撲さんに馴染んでいたので、
昭和55年に「大相撲出世双六」を作った。今年のお正月の皇室のご家族の前のテーブルの上にこの双六が広げてあった。
愛子さまが愛用されているとのこと。
- 4年ほど前に相撲甚句協会の"呼び出し永男"こと福田永昌氏に会って、相撲甚句も歌うようになった。(ここで「鶴と亀」を歌う)。
- 江戸時代の町火消しに興味を持ち、大岡越前がイロハ48組の町火消しを作ったことなど、色々な資料を調べた。
町火消しの纏は丸と四角組み合わせだが、丸はケシの実、四角は一升の枡を表し「ケシマス」の語呂合わせになっている。
また、イロハ48組の組に馴染まない「ヘは百、ヒは千、ラは万、ンは本」になっている。
- 平成5年に、「火の用心教訓いろはかるた」を作成したが、文句を考えるより付ける絵に大変苦労した。浮世絵が必要になり、
買うと高いので自分で描くことにした。この「いろはかるた」は平成5年12月17日の読売新聞に紹介され、
四谷の消防博物館に展示されている。
- 「江戸三男」と言うのがあって「与力・力士・火消しの頭」で、火消しは町人に人気があった。
- 杉並区でITの講師に選ばれたが、クリックの練習を音楽でやったり、疲れるとIT体操で目の疲れを取ったり、
最後には相撲甚句も歌ったりした。
- 二八蕎麦も調べると何故「二八」なのか色々な説がある。(紙面の都合で省略します)そして、浮世絵「江戸乃花蕎麦」シリ−ズ8点を
岐阜県荘川村の蕎麦博物館に納入した。
以上のように、お話はとても面白かったのですが、時間の関係で打ち出しとなり、
相撲甚句「当地興行」を歌って終わりました。

第2部の懇親会は、佐藤副会長の司会で、高原会長の挨拶と乾杯の後、懇談を楽しみ、増沢忠雄さんの「スポーツ吹矢」の紹介、
新入会の井上勝子さん、佐久間節子さん、夏井由弘さんの紹介、細谷明美理事の松浦先生へのメッセージなどを行い、
最後に顧問の稲垣さん、山本さん、山住さんの3本の矢の揃い踏みで中締めをして「新春のつどい」を終了しました。
佐藤 征義 記