ライフサポーターの集い
2009年新春のつどい
講演「浮世絵と相撲甚句」

講師:松浦 孝次 氏    
(文:羽賀正治)    
 お話によれば20歳の頃東京商工会議所主催の国際タイピング・コンテストに出場。 これに出るには、少なくとも1分間で100words(500ストローク)エラーなしで打つ能力が要求されるのだ。 また楽器は聞き洩らしたがドラムだったかな、ドラムでジャズ演奏をしたり、兎に角とことん極めて行くタイプとお見受けした。
 若いころからタイプライターに触れられて来たのでパソコンのキーボードに対するアレルギーもなく 独学で上達しIT講習で区のパソコン講師もやっていた。
 松浦さんが浮世絵を書く時には江戸時代の絵師のように筆で描いている。またグラフィック・ソフトILLUSTRATORを使って 塗り絵用の線画を70枚ほど描いている。このソフトは奥が深く宣伝用のポスター、工業デザイン、パッケージング・デザインに 使われたり応用範囲が広いプロが使うソフトです。
相撲甚句を唄っていただいた。(「鶴と亀」等)
相撲甚句 「鶴と亀」
鶴と亀との縁談話ョ
鶴さん亀さんにプロポーズ
亀さんすげなく断った
そこで鶴さん申すには
首の長いのが嫌なのか
口の長いのが嫌なのか
足の長いのが嫌なのか
そこで亀さん言う事にゃ
首の長いのは嫌じゃない
口の長いのも嫌じゃない
足の長いのも嫌じゃない
世の諺にあるとおり
鶴は千年亀は万年
鶴さんあんたが千年で
寿命つき足るその時は
九千年もわしゃ後家よ
それがァ〜あ悲しゅうてョ〜
はァ〜添い遂げぬョ―
 浮世絵を描き始めたのはどうやら買うと高いから自分で描いちゃおうと言うことらしい。 「江戸乃花蕎麦」シリーズの一部「石挽きの図」および「木鉢練りの図」の絵をご覧ください。
「石挽きの図」と「木鉢練りの図」  深大寺の蕎麦屋さん「そばごちそう門前」に松浦さんが描いた絵が飾ってあるそうです。
町火消しと纏について絵を描くために江戸研究に火が付き古文書等を調べ学校の先生の協力を得て調べ上げた。 「火の用心教訓いろはかるた」を完成させた。
 蕎麦の方も可也年季が入っているようで二八そばの起源についてもどうやら小麦粉と蕎麦粉の比率ではなく一杯苦悶(一杯九文)では 具合が悪いので二杯で十八文、それに江戸の省略文化が加味され二八そばと成ったようである。
 非常に面白い話で1時間半はたちまち過ぎてしまった。
 松浦様には是非再度登板をお願いしたいと感じた。
(C)NPO法人東京都中高年福祉推進員協会

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