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![]() 会長 寺井健二
中推協の20周年記念行事プロジェクトが協議した結果、講師力を磨くような講座を是非取り上げようと決まりました。
以下に申し述べますように、これは皆様のお役に立つ、ニーズにあった企画であると確信しております。中推協が今まで、行ってきたことは、会員の皆様に知識・情報を取り込んでいただけるような企画が中心でした。 それが推進員の活動に役立つ方向であると思ったからです。今後ともこの路線は大事にしていかなければなりません。 しかし、学んできた知見を、個人が社会に向かって発信するには、それが、講座・集会とか講演会の場であるならば、 講師力を磨かないと、片手落ちですし、人を納得させられる結果が得られません。最近ますますその感を深くしています。 人材豊富の中推協です。多彩な分野で、多くの経験とキャリアを積み重ねた仲間が数多くいます。 研究部会活動でも世に問える成果が生まれつつあります。一方、私たちの課題は、「会員の活躍の場を広げられないか?」 「持てる知識や専門性を活かせないか?」「資格の活用を図れないか?」と山積しています。 これらは、共通の重要なテーマとして、いつも私の頭から離れません。 閑話休題。先だってプロ野球70年の歴史上初めて、ストライキがありました。 あの時、国民の大部分は選手側の言い分を尤もと認めたようです。 交渉の最後の記者会見で、古田委員長は自分の口で、記者団に向かって、話しかけていました。 一方、球団側の代表は下を見て、紙を読み上げていましたね。 正確を期したのでしょうが、これは講師だったら失格ものです。 恐ろしいことですが、こんな些細とも思われる動作が講師の評価に繋がりかねません。 今まで、私たちは講演会での聴講や、研修会で学ぶ機会は、数多くあったと思います。 良い講師に恵まれ、ユーモアを交えて、分かりやすく論旨を進められると、終わった後の何とも言えない爽快感は誰もが経験しているところです。 私たちはどんな場面でも通用する、プレゼンテーションが出来るように不断から精進したいものです。 今回の「第1期講師力スキルアップ講座」は以上のような考え方をもとにして開講することに致しました。皆様のご参加を心からお待ちしております。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 中浜慶和 氏
(2004年9月18日開催)
プロフィ−ル1940年生まれ、神戸市出身。
神戸商科大学卒業、現在ダイキン工業(株)特別嘱託、地震に強い街づくりネットワ−ク会長。
阪神・淡路大震災では自宅が震度7に見舞われ、それを契機に市民労災の研究を始める。
市民、企業、団体、自治体での講演、TV、ラジオ等で防災の重要性を訴えている。 ジョン万次郎は曽祖父。講演概要 ![]() はじめに 地球は、地震に関しては、不公平にできています。 日本は4枚のプレ−トに囲まれた地震国で、東海・関東地方ではこれらのプレ−トが出会い、横断しています。
今、この地域では東海地震、南関東直下型地震が予想されていますが、地球レベルでは、
リストアップされたこと自体切迫した事態にあると云うことです。
しかし、9年前大きな災害をもたらした阪神・淡路地震も早や忘れられようとしています。「阪神・淡路大震災、10秒の意味は?」 阪神・淡路を襲った震度7の強烈な揺れはわずか10秒足らずでしたが、 その一撃で家屋・ビルは脆くも崩れ去ったのです。 この揺れに遭遇した神戸市民の告白は、「何も出来なかった」39.5%、 「自分の身を守るのに精一杯」20.5%というものでした。 非常食や避難用具を準備する我々が日頃から地震対策として行っていることは、 10秒の対策になっていたか。否、これらは助かった後の対策でしかありません。 「ぐらっときたら、何より頭を守れ!」 地震に襲われたら、揺れに翻弄されて何も出来ません。だからこそ、ぐらっときたら、 いつ、何処にいても必死に頭を守ることが最優先です。 「目をつむれない地震対策=耐震診断」 阪神・淡路大震災では、死者の9割が家屋倒壊に起因する圧死によるもので、 地震発生後午前6時までの14分間に死者の6割が亡くなっています。
あらゆる地震災害の根源は「建物の崩壊」にあります。
地震対策というと、つい食料、水、携帯電話等になりがちですが、
大揺れの10数秒間を建物が耐えられる耐震対策こそ必要です。
全国すべての住家のほぼ50%が未だ旧耐震のままです。
家屋の耐震性をチェックし、必要な補強を講じることは、
建物の寿命を延ばし地震から命と財産を守ってくれます。「火事は正しく恐れなければならない」 阪神・淡路大震災では建物が倒壊したため、 出火の半数以上が延焼によるものでした。 地震は10秒、火の手は3分。木造建物では、出火から炎上まで3分はかかるので初期消火には3分あれば十分です。 しかし、それ以上放置し炎が天井まで達したら、一人では何もできません。 その時はほっといても避難すべきです。 「171(家に誰もイ・ナ・イ)を忘れない」 身の安全が確保できた後、 家族の安否確認が急務になるが、 被災地向けの電話は非常に掛かり難くなります。 NTTは、災害が発生した時点で災害用伝言ダイヤル「171」サ−ビスを開始します。 これを利用すれば30秒間あなたの声が録音されます。 171+1+(市外局番+自宅番号)で発信、171+2+(市外局番+自宅番号)が受信です。 平成16年10月以降毎月1日にはオ−プンされますので、一度トライしてみてください。 「万全の対策はない、チャンスを増やす」 時間も場所も問わずに襲ってくる地震には完璧な予防はありません。 日頃から防災意識をもって、ちょっとした備えと心構えで助かるチャンスを 増やしておくことが大切です。(「日頃からの備え25ヵ条」を参照のこと) 「自助努力のすすめ」 震災に遭った時、自分に救援の手が届くのは期待している程早くはありません。 自分や家族を救えるのは結局自分達しかいないという自覚が必要です。 震災マニュアルも知識に留めず、自分や家族の立場から 具体的に当てはめてみて出来ることから実施しておくことが必要です。 (文責 小野寺弘隆)
![]() (作成:中浜慶和著「震災自衛マニュアル」より) 佐藤 征義
![]() その後、中推協の新年会と総会には毎年出席させていただいていますが、 平成8年の中推協の新年会の後、当時の中川副会長や小林理事等数人の方々と2次会に行きましたが、 その時に私が「あと2年で定年になるけれど、40年間役所で世話になったので、 退職したら社会へ恩返しをする意味でボランティア活動をしてみたい。 ただ、国内ではなく、海外での発展途上国の支援など、国際ボランティアをしてみたい」と話したところ、 ボランティアには皆さん興味を持っていて、大いに話が盛り上がりましたが、 小林理事が「それではいい団体を紹介してあげる」と言って、早速「(財)日本シルバ−ボランティアズ」と 「東京検察審査会協力会」を紹介してくれましたので、「先ずは入ってみてから」ということで、 夫々の会に入会しました。 その年の5月に、「日本シルバ−ボランティアズ」の関係でスリランカに行ったのがきっかけで、 スリランカでの教育と医療を中心としたボランティア活動をする決意をしたわけですから、 中推協に顔を出さなかったら、ボランティア活動の内容も変わっていたかも知れません。 私が国際ボランティア活動を選んだ理由は、日本は一応先進国に仲間入りをし、 GNP世界第2位という実績もあり豊かな国なのですから、 弱者に対する対策は、政治を良くすることによって解決することの方が大事だと思っているからです。 しかし、発展途上国は、民族・宗教間の争いから内紛や内戦が絶えないので、 子供たちやお年寄年寄りを始めとした弱者といわれる人達の犠牲が大きく、 こうした人々に対する支援や救援活動が必要だからです。 ![]() ▲JSFAAの参加者とスリランカ厚生大臣と大塚スリランカ大使 ![]() 戦後、アメリカとソ連が日本を分割統治する考えに対して、 スリランカが「島国を分割してはいけない」と反対してくれたお陰で、 北海道をソ連に支配されなくて済んだのです。また、戦後補償の時も「日本は戦後復興が大変だから」と、 戦後補償を一番先に放棄したスリランカは、日本の大切な恩人です。 そのスリランカが、イギリスの植民地から1948年に独立して、セイロン共和国からスリランカ民主社会主義共和国になりましたが、 「解放の虎(LTTE)」等の一部ゲリラ組織との内戦が続いているところから、社会基盤の整備が遅れ、孤児や老人たちへの支援が必要です。 (*スリランカとは、「光り輝く島」の意です) どの国でも、どの時代でも子供たちは次代を担う宝です。 そこで、子供たちの教育と医療を中心としたボランティア活動を通じて、 スリランカの自立と発展を援助し、併せて民間外交として、文化・芸術の交流をしていくために、 平成11年の定年退職と同時に、新しい国際ボランティア組織を作る準備を進め、 平成12年9月に「NPO日本・スリランカ友好親善協会(JSFAA)」を設立しました。 たまたま、平成11年のスリランカ訪問の時に、スリランカ大使館の職員のお母さんで、 スリランカ赤十字の会長をされたことのあるアイラさん(厚生大臣夫人)が私をホテルに訪ねてくださり、 スリランカの子供たちや孤児たちの状況、老人や病人の状況、ボランティア活動等について話し合いました。 そして、政治の手の届かない貧しい人々や恵まれない人々に対する、 新しいボランティア活動を進めることで意見が一致し、スリランカの会長になることを含めて、 今後の協力を約束してくれました。 日本でも、いろいろな方々と縁があって、浅野史郎宮城県知事、稲葉三千男東久留米市長(故人になられました)、 三木元首相の息子さんの三木立さん、園田元外務大臣の夫人の園田天光光さん、田英夫参議院議員など多くの皆さんの ご協力をいただきました。 中推協の関係では、羽賀事務局長が専務に、小林元理事が常務に、早見元係長が理事に、 中川元副会長と森中監事が監事になって、協力をしていただいております。 (*小林さんは、昨年12月9日に心筋梗塞で急逝されました。) (次号につづく)
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現在、講師として活躍されている方、及び講師を目指す方のために企画された講座です。専門の技の向上と共に講師力を磨くことを心掛けることにより市場開発への自信が持て、永続かつ安定的活動と展開が可能となります。この講座では、講師として離陸できるようにカリキュラムを構成し、理論と実践を併行して身に着けていただくユニ−クな講座です。
![]() 中推協だよりの編集所は中推協事務局に統合いたしました。 中推協の事務所住所やメールアドレスなどは中推協とはをご覧ください。 編集後記 ★ 9月末にスタ−トしたNHK朝の連続ドラマ「わかば」は、神戸で震災に遭い父と家をなくした主人公若葉の震災で傷ついた 家族との再生の話のようです。 震災で受けた心の傷がまだ癒えておらず何時も枕元に避難用具を置いて寝る高校生の弟が、 夜中にバイクの爆音を聞いて突然興奮状態になり母親に抱きしめられ漸く落着くシ−ンがありました。 先月の中浜慶和氏が講演の中で、同氏の近隣住民の8割は震災後新たに移ってきた人達で、 当時の人で戻ってきた人は少ないと語っていたが、突然に襲った自然の恐怖が人の心に残した傷は 容易には癒されないと云うことを改めて感じたところです。 ★ 今回、花の写真2点掲載しましたが、白黒の印刷物では情感まではお伝えできません。 ホ-ムペ-ジを開いて本号をご覧下さい。カラ−で観ていただくことができます。 (小野寺 記)
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