ライフサポーターの集い
私と国際ボランティア(2)
佐藤 征義
3.新しいボランティア組織をー本当に困っている人達にー
 国際ボランティア団体としての、「日本・スリランカ友好親善協会」を設立する経過について、 もう少し補足すると、小林さんにすすめられて「(財)日本シルバースリランカズ」に入会するとすぐに、 「日本スリランカ友の会という団体から声がかかり、平成9年と10年にスリランカを訪問しました。
 この時は、孤児院や障害者施設を訪問しましたが、会として持っていた物資は、スリランカのNGO組織の「サラボダヤ」に寄付をしました。
 この「サラボダヤ」は、スリランカで最大のNGO組織であり、日本からも多くのボランティア団体が、サラボダヤの活動に参加しています。 しかし、組織が大きくなると、提供した物資がどこに使われているのか見えません。 また、現地の話によると、この組織に参加しているところにしか支援をしていないとのことで、 この組織の手の届かないとこりで、本当に困って人達が居ることを知りました。
 私は、ボランティア活動というのは、活動内容がもっと会員に見える、 会員が肌で感じることができる活動が必要だと思い、友の会の役員会でも提案しましたが、 20年間続いたスタイルを変えることはできませんでした。
 そこで小林さんと話し合い、本当に困って人達に、 直接援助の手を差しのべるボランティアを作ろうということになったのです。
 平成11年の退職と同時に、4月にスリランカを訪問し、アイラさんと会って話し合い、 こうした政府やNGOの手の届かない人達や施設=恵まれない子供たちや老人、孤児院や老人ホーム、 障害者施設などの施設、貧しい地域に対して支援をしようということで意見が一致し、 教育と医療と福祉を中心とした、新しいボランティア組織を設立することになったのです。
次号に続く

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