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佐藤 征義
4.NPO法人の認証 ―晴れて特定非営利活動法人―
設立総会は、新宿駅南口にオープンしたばかりの「ホテルセンチュリーサザンタワー」で平成12年9月28日に行ないました。
総会には駐日スリランカ大使と大使館の職員、園田天光光さんを始めとする顧問の皆さん、関係者、会員など80名近い方々が参加してくださり、
緊張の中で第1部の設立総会、融和の中での第2部の設立記念レセプションを盛大に挙行することができました。 その年の11月に入ってから、特定非営利活動法人の届け出の話し合いを、都の担当である生活文化局と始めて、
翌年の平成12年3月30日に書類が受理され、7月2日付けで、石原慎太郎都知事名の認証書が交付されました。これで晴れて特定非営利活動法人になった訳ですが、協会は設立準備段階から「国際ボランティア団体・特定非営利活動法人」の冠名を 付けて活動していましたので、正直言ってホットはしましたが、活動する上で大きな変化はありませんでした。 ただ、正式にNPO法人になったことで、協会の信頼度が安定し、他の団体や企業などとの折衝や交際が楽になり、 色々な団体から会議や講演会、共同事業などの呼びかけが増えました。 この後、スリランカ本部をスリランカのNGOにしようということで、担当部署と話し合い、ニマラシバラ厚生大臣の紹介もあり、 スリランカ政府の担当者はOKのサインを出してくれたのですが、事務局の体制が確立できなくて、残念ながら断念しました。 5.スリランカでの活動(その1)―最初はトイレの水洗化
スリランカでの活動は、友の会時代とは別に、設立準備会として平成11年には4月、6月、10月とスリランカを訪問し、
新たに支援をする孤児院や保育園、老人ホーム、女性患者だけの精神病院などを視察し、時には厚生大臣の病院視察旅行に同行させていただいて、
地方の病院を視察しました。この年の12月に、アイラさんから先に視察をした精神病院が、コロンボ市の住宅地にありながら、
トイレが水洗化されていないので、周りの住民から水洗化の要望がでているとの話があり、浄化槽を設置して水洗化するための協力を要請されました。
5m四方位の浄化槽でしたが、セメントはセメント会社の社長さんが必要量を寄付してくれるということで、協会は工事費として20万円を援助しました。平成12年3月に工事が完了したので、4月に10名ほどでスリランカツアーを実施しました。 スリランカツアーのメインは、各種施設を訪問し、協会として持参した文房具、衣類、日用生活品などを、支援物資として手渡すのですが、 同時に仏教国であるスリランカの、世界遺産になっている仏教寺院や名所・旧跡などの観光も行ないました。 4月のツアーでも、精神病院には衣類とカラータオルを持参し、会員の手から患者さん一人ひとりにタオルを手渡しましたが、トイレが水洗化されたせいか、 悪臭から開放された病院の内外は、以前より綺麗になった感じがしました。これが私たちの協会が、小学校や図書館、診療所等の施設をつくる事業の、 最初の事業になったのですが、病院の関係者や地元の住民の方々に大変喜んでいただきました。 |