ライフサポーターの集い
会員エッセイ
いいこと悪いこと
細田 洋祐
加齢と共にいい事にであえるチャンスはだんだん限定されてくるように思います。 今まで重ねてきた悪戯の数々を反省しないで、いい事ばかり求めるからそうなるんですよ、 と誰かに教えられたことがあるがすぐに忘れてしまう。自分本位の見本みたいなものである。悪いことはいくらでも飛び込んできます。 信号待ちをしていたらワゴン車が飛び込んできて、拙者の自転車をはね飛ばした。幸いたいしたことが無くてよかったが、この時は大変驚きました。 また道を歩いていたら、鳥が拙者の頭を攻撃してきた。以前女子学生が襲われたと聞いたことがあったが、まさか自分が当事者になるとは思ってもみなかった。 そういえば新聞に老人を襲う鳥の記事を読んだことがありました。鳥もとうとう弱いものいじめをするようになったか。クワバラ、クワバラです。 そんな拙者に先刻愉快なできごとがありました。拙者時々病院の食堂を利用して昼食をとっています。昼食代は500円プラス消費税25円で525円。 コーヒー付です。田舎育ちの拙者には少々薄味であるが塩分控えめで健康面はよろしいようです。味を濃くしようと思っても、テーブルの上には何もないから濃くしようがありません。 先日午後1時過ぎに利用したときのことです。食堂には7〜8名の客がいて食事を楽しんでいました。当日のメニューはオデンとサラダのバイキングでした。 拙者が食べ終わって食器を片づけ所に持っていくと、丁度食べ終わったナースさんが片づけていました。 ヨロヨロしている拙者を見て、「私が片づけましょう」と言って拙者の食器を片づけてくれました。 そして「あら、サラダの器ないじゃない。コーヒーでも飲みながらサラダ食べなさいよ」と食堂の職員を促して食器を取り寄せ、サラダを盛って拙者のテーブルまで運んできてくれた。 そして「ゆっくり召しあがって下さい」と言って笑顔を残して去っていった。拙者感激したことは言うまでもない。 その温もりを一日中引きずっていたが、よーく考えてみたら拙者が老体で病人のように見えたから、ナースさん職業柄手を貸してくれただけではないかと現実に引き戻された。 でも晩冬のひととき楽しませてくれたナースさんに感謝又感謝である。今年はよいことに沢山出会えることを期待しているところです。 

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