ライフサポーターの集い

 当中推協が主催する公開フォロ−アップ講座が、昨年に引き続き5月17日から27日まで4日間、26名の受講者出席のもと東京都労働相談センタ−大崎事務所にて開催されました。 初日の17日は、13:30より開講式、オリエンテ−ションが行われ、寺井会長から「第2回を迎えたこの講座は、当会にとって最重要なイベントであります。 この講座は、我々推進員のレベルの維持に加え、我々自身もっと勉強したいと云う基本的な考えを実現するために手作りで始めたものです。この講座を皆さんの活動の活力にして頂くと同時に、 この機に皆さんの持っておられるKnow-HowやSkillの棚卸を行ってみてください。この講座を通して新たな知識を吸収され、 皆さんの日常の活動がより豊かなものになることを願っております」との挨拶がありました。閉講式では、 全科目修了者の14名の方に寺井会長から修了証書授与が行われ、第2回の公開講座を無事終了しました。

1 「高めよう、コミュニケ−ション力」
2 「体と心のリフレッシュプラン」
3 「中高年サラリ−マンの相談現場からみえてくるものとは」
4 「見力が増す気楽〜な心理学」
5 「振込めサギ・悪徳商法から身を守る」
6 「あなたの資産運用は大丈夫ですか」






1 「高めよう、コミュニケ−ション力」
講師 庭野武志 氏 アシスタント 寺田正美 氏
横沢恭子 氏
我々は相手が語り掛けてきた場合、聞き手としてどのような態度で接しているだろうか。 知らず知らずにヒヤリング的になり相手の言いたいことを聴いてはいないのではないか。 リスニング体験は、グル−プ別に1)移動式自己紹介 2)自分の聞き方(@目を閉じて、黙って  A心にセルフチェック B6つの態度 C7つの質問)3)まとめの順で行われた。 聞き手の態度は6つに分類され 相手の心にス−と届く人間関係の中で最も大切なことは、理解的態度である。聴くと云う字が表わしているように、 耳と目と心を以って聞くことで自分の声も相手の心に届く。人間関係においてコミュニケ-ション力を高めるには、









IQから心の知能指数ともいうべきEQ(情動知能)を 高めることが求められ、EQがベ−スとなった理解的態度こそ 相手との信頼関係を築く第一歩となります。
2 「体と心のリフレッシュプラン」
講師 木元 稔 氏
1)中高年をめぐる環境の変化について
@少子高齢化の現状:少子化は女性の社会進出・晩婚化、非婚化、高齢化は食生活による  A企業環境の変化:労働時間の短縮や人口構成の変化による公的年金、医療保険など社会保険財政の悪化、高齢者の雇用問題など  B加齢と生理機能の変化について:生活習慣病など。
2)シニアライフの生きがいづくりについて
@健康チェック:頭、心、体のリフレッシュ 
A余暇と自己開発:これから豊かに暮らしていく3つのキ−ワ−ドとして・健康(ライフステ−ジ)・経済(通常の生活)・心の問題(生きがい)  B多様な学習情報:公的機関、大学、通信講座など学習機会の活用
 他に、家庭経済10年間の収支予定表の活用、生きがい開発チェックノ−トと生きがいづくり4つのキ−ワ−ド(楽しむ、学ぶ、働く、貢献する)についての講話でした。
3 「中高年サラリ−マンの相談現場から
みえてくるものとは」
講師 柳沼正秀 氏
中高年転職者の個別相談では、夫婦同伴を原則としているが、妻の反対が多い(経済的な)ことである。
1)中高年サラリ−マンの共通した弱点として: 転職という大きな転機にも拘らず @定年というゴ−ル設計が変っていない A将来のイメ−ジづくりができていない Bビジネスマンとしてのリスクマネ−ジメントができていない(特に、社会保険制度を理解していない) Cお金に関する知識が殆どない。
一方40歳前の相談と中高年者の違いとして: @年代により異なる相談者の関心事 A中高年者の相談は公的年金がポイント B50代の人の60歳以降の年収はほぼ確定している、
とのことであった。
2)定年後の選択肢を考える: @過去の延長が将来ではない A人生80年の中で今後の生き方や仕事を考える B自分なりの価値観とテ−マを持つこと、としている。
特に相談者に分かりやすい説明として: @絞り込んだ選択肢を提示する A図解する、具体的金額を提示する B比較する Cメリット・デメリットを説明する Dフォ−ムを提供する、などとしている。
つまり、現状を整理することによって、より具体的な数値を示すことができて、 相談者の選択肢を容易にしてあげるよう工夫がさされていて分かりやすかった。
4 「見力が増す気楽〜な心理学」
講師 阿部 正 氏
我々は人間関係の中で先入観から視野狭窄になっていないだろうか。人、物への見方(味方の意も含む)は多いほど自分を磨くことができる。 ミカタが個性を決め、行動も抑え、多岐に広げ、混在へ繋げそして自分が変ることがコミュニケ−ション力を高めることを










学んだ。
前半は、メビュウスの輪等を使って、@我々は如何に外側からしか物を見ていないか A人に言われたことで認知する  B視ていることが全て正しいとは云えない C同じものを見ても人様々な見方があることを教えられた。
後半は、自分や相手の肩書きを付けたり、四文字熟語を書かせる作業を通して、@相手はこうだと思っているイメ−ジとは違うこと  A人間関係の先入観によって違った見方になることを知る。
 我々はコミュニケ−ションをとりながら、この違いを是正しているが、相手が気持ちよく感じる部分を認めようというのが結論であったと思う。
5 「振込めサギ・悪徳商法から身を守る」
講師 山崎芳子 氏
大きな社会問題になっている悪徳商法の実態と、それを取り締る消費生活の法律との係わりについて話された。
1)消費生活センタ−では、年間130万件の相談を受付けているが、内7割は企業を介したもので一般市民から直接受けるものは4%弱である。 国はこの数字を重視し対応するが、消費生活に関する法律は後追いの分野に入る。 2)当初「マルチ商法」等強引な販売に対し適切な規制は取られなかったが20年前の豊田商事事件を契機に関係法令が強化され、 2001年に「消費者契約法」が、以降「特定商取引法改正」「消費者基本法改
正」が整備された。 3)ヤミ金融業者への取り締り強化が「オレオレ詐欺」に衣替えしたとも云えるが、悪徳商法はまだまだ続くだろう。 特に深刻なのは、最近埼玉県内で起こった悪徳リフォ−ムでみられた高齢者を狙った強引な訪問販売がある。 4)社会状況は変わって来ており、消費者にフォロ−の風が吹いている。裁判所も銀行も消費者の払い戻し権を認めるようになり、 振込めサギで勝訴している。消費者は黙っていることは毛頭なく、大いに声を社会に発信しよう、 講師はこのことを一番強調したかったのではないかと思う。
6 「あなたの資産運用は大丈夫ですか」
講師 小関骰N 氏
資産運用について、多くの商品を紹介されましたので主なものを纏めてみました。
1)預金金利は低いとされているが、ここ10年のレンジでみると物価上昇率を若干ながら上回っている。
2)ペイオフ対象商品の範囲として決済性預金と当座預金は全額保護。 普通、定期、貯蓄、信金・信組定期、夫々の預金とビッグワイド、金融債(保護預り)は、 1,000万円までの保護となっている。預金は別の金融機関に分散預金も必要。
3)投資を行う際の心構えとして、@投資の目的をハッキリさせ自分で勉強し納得すること Aリスク許容度の決め方として、純資産額の余裕具合と年間貯蓄額のバランスをみて運用額を決める B損失が出ても、自分で我慢できる金額であること、つまり自己責任
4)分散投資(リスク回避方法)として、@商品種類の分散(投資信託、国内株式等々) 相関係数の低いものの組合せ A時間分散(ド
ル・コスト平均法の効果) B分散の効果は利回りの平準化(複利効果)
5)投資信託の仕組みや投信の分類についての後、以下レジメにそっての説明があった。
6)商品のポイントとして、@外貨建て商品(インフレヘッジに有効か? 高金利なので円預金より有利か?外貨預金・外貨MMF・外国債券ファンドの留意点) A個人向け国債(商品内容、個人向け国債の留意点) B不動産関連投資(不動産の証券化・小口化、小口化・証券化のメリット、 J-REITの仕組み、分配金と予想利回り、留意点) C不動産小口化商品(仕組み、留意点) Dワンル−ムマンション投資(投資例、このマンションの適正価格は?マンション投資の留意点) Eその他の金融商品(ETF、信金中央金庫の優先出資証券、金投資、買ってはいけない金融商品)など幅広い、 内容のある講演でした。 以上

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