ライフサポーターの集い
東京都中推協 川柳

片袖が 濡れてもうれし 春の雨
晴れは野良 雨は写経の 定年後
梅雨に 有難かった 紙おむつ
雨模様 今だ今だと 種をまく
多くても 少なくても 出る文句
梅雨よりも 上司のいやみ 陰湿さ
こぬか雨 長崎の女(ひと) 思い出す
傘かしげ よける仕草は 残したい
雨よ降れ 砂漠をもっと オアシスに
雨降って 地固めしたい 倦怠期
詠み人 稲葉 浅治
目には目を 歯に歯だけど かむ歯無し
歯が立たぬ 小学生の 問題集
大人の歯 早くほしいと 孫ねだる
孫の歯が 敬老の日の プレゼント
愛ちゃんと 夢で卓球 歯がたたぬ
二の腕の 歯形をさすり 笑み浮かべ
おせんべい 割れず入れ歯が 欠けちゃった
テレビでも 映画を見ても 気になる歯
歯には歯で 頭突き仕返し W杯
八十で 二十を残す 難しさ

天も地も コトバがはじめ 創世記
ありがとう この一言で なごやかに
言論の 自由と称し 無責任
共同の 宣言しても 知らん顔
モノを言う ファンドの末路 塀の中
ジェラシーの 論議で阻む 若い株
総裁の 言い訳だめよ 大もうけ
讒言で 左遷されたが 学の神
名言か 迷言なのか 決めかねる
遺言も 川柳となる 課税なし
詠み人 山本 優
言行が ふたつの見本 A先生
C肝炎 不作為の咎 判決で
開場を 待つ行列の W杯
行灯と 言われて耐えて 仇討ち
行く雲と 流れる水の 百花園
じべたりあん 行儀作法は どこへやら
流行を 追わない暮らし ままならず
富士登山 眼をこすりつつ 夜行軍
行過ぎた 親切不要 ご迷惑
道ならぬ 道行のはて 黄泉の国
(C)NPO法人東京都中高年福祉推進員協会

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